美容師 過去問
第51回
問28 (人体の構造及び機能 問3)

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問題

美容師試験 第51回 問28(人体の構造及び機能 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の神経のうち、瞳孔が開くときに直接働くものはどれか。
  • 運動神経
  • 知覚神経
  • 交感神経
  • 副交感神経

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この過去問の解説 (2件)

01

瞳孔の動きには2つの神経が関与します。

 

交感神経

瞳孔が開く→暗い場所、驚いたときなど

 

副交感神経

瞳孔が縮む→明るい場所、リラックス時

 

 

選択肢1. 運動神経

誤り

 

骨格筋を動かす神経で瞳孔の開閉には直接関与しません。

 

選択肢2. 知覚神経

誤り

 

痛みや温度などを伝える神経で瞳孔の動きには関係しません。

 

選択肢3. 交感神経

正解 

 

瞳孔が開く時に働きます。

緊張・ストレス・暗闇などで活性化します。

 

 

選択肢4. 副交感神経

誤り

 

瞳孔を縮めるときに働きます。

リラックス時や明るい場所で活性化します。

 

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02

この問題で押さえておくべきポイントは、瞳孔の大きさを調節する自律神経の働きです。

瞳孔は交感神経が優位になると散大(開く)、副交感神経が優位になると縮小します。

運動神経・知覚神経は直接関与しません。

選択肢1. 運動神経

運動神経は骨格筋を支配する神経で、瞳孔の大きさには直接関わりません。

選択肢2. 知覚神経

知覚神経は外界の刺激を感じ取る役割であり、瞳孔を開かせる直接作用はありません。

選択肢3. 交感神経

交感神経が働くと瞳孔散大筋が収縮し、瞳孔が開きます。暗所で物を見るときや興奮時に活性化します。


 

選択肢4. 副交感神経

副交感神経が働くと瞳孔括約筋が収縮し、瞳孔が小さくなります(縮瞳)。

まとめ

瞳孔の大きさは自律神経が調節します。

交感神経=瞳孔散大(開く)、副交感神経=瞳孔縮小(閉じる)と覚えましょう。

運動神経・知覚神経は直接関与しません。

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