美容師 過去問
第52回(2025年9月)
問20 (感染症 問5)

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問題

美容師試験 第52回(2025年9月) 問20(感染症 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

梅毒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 患者数は、2010年以降、減少傾向が続いている。
  • 妊娠している人が感染すると、胎盤を介して胎児にも感染することがある。
  • 適切な治療をしないまま放置していると、数年から10年以上にわたって進行し、全身症状が現れ、時には死に至ることもある。
  • 細菌の一種である梅毒トレポネーマが病原体である。

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この過去問の解説 (2件)

01

近年日本国内で報告数が急増し、社会問題となっている「梅毒」に関する知識を問うものです。

選択肢1. 患者数は、2010年以降、減少傾向が続いている。

【解説】この記述は誤りです(×)。本問は誤った選択肢を選ぶ設問であるため、こちらが正解となります。

日本国内の梅毒患者数は、2011年頃から急増傾向に転じました。

選択肢2. 妊娠している人が感染すると、胎盤を介して胎児にも感染することがある。

【解説】この記述は正しいです(○)

妊娠中の女性が梅毒に感染していると、胎盤を通じて胎児に感染し、死産や早産、あるいは赤ちゃんに障害が出る「先天梅毒」を引き起こす危険があります。

選択肢3. 適切な治療をしないまま放置していると、数年から10年以上にわたって進行し、全身症状が現れ、時には死に至ることもある。

【解説】この記述は正しいです(○)

梅毒は放置すると長い年月をかけて進行します。 最終的には脳や心臓などの臓器が侵され、生命に関わる重篤な状態になります。

選択肢4. 細菌の一種である梅毒トレポネーマが病原体である。

【解説】この記述は正しいです(○)

梅毒の病原体は「梅毒トレポネーマ」という、らせん状の形をした細菌です。

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02

この問題の正解は患者数は、2010年以降、減少傾向が続いている。」です。

 

要点とポイント

病原体: ウイルスではなく細菌(梅毒トレポネーマ)です。

感染経路: 性接触のほか、母子感染(胎盤を介する)があります。

流行状況: 過去の病気と思われがちですが、現在は増加傾向にあります。

選択肢1. 患者数は、2010年以降、減少傾向が続いている。

この記述は誤りです

 

梅毒の報告数は、2010年頃から急激な増加傾向に転じています。

特に若い世代を中心に感染が広がっており、社会問題となっています。

※試験では「減少している」というひっかけが問題でよく出題されます。

選択肢2. 妊娠している人が感染すると、胎盤を介して胎児にも感染することがある。

この記述は正しいです

 

これを「先天梅毒」と呼びます。

胎児に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、妊婦健診での検査が非常に重要です。

選択肢3. 適切な治療をしないまま放置していると、数年から10年以上にわたって進行し、全身症状が現れ、時には死に至ることもある。

この記述は正しいです

 

梅毒は第1期から第4期まで進行します。

末期になると脳や心臓に重大な障害を引き起こし、命に関わることもあります。

選択肢4. 細菌の一種である梅毒トレポネーマが病原体である。

この記述は正しいです

 

螺旋状の形をした「梅毒トレポネーマ」という細菌が原因です。

細菌なので、抗菌薬(ペニシリンなど)による治療が有効です。

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