美容師 過去問
第50回(2024年9月)
問49 (文化論及び美容技術理論 問9)
問題文
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問題
美容師試験 第50回(2024年9月) 問49(文化論及び美容技術理論 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- ワインディングする前に、フェイスラインに保護用クリームを塗る。
- はっ水性毛は、パーマがかかりやすい。
- テストカールは、第2剤塗布後に行う。
- テストカール時の適正カールの直径は、使用したロッドの直径の約2.5倍である。
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この過去問の解説 (2件)
01
パーマネントウェーブ(パーマ)は、髪の毛に熱や薬剤を使用して、
元々の髪の形状を変化させ、ウェーブやカールを作る技術です。
技術の主な工程や注意点を確認しておきましょう。
誤り
肌への刺激やアレルギー反応を防ぐため保護用クリームを塗ることは適切です。
フェイスラインのみではなく耳周りやヘムラインなどアウトライン全体に塗るのが望ましいです。
誤り
はっ水性毛はパーマがかかりにくいです。
これは髪の表面が水を弾くため、薬剤が浸透しにくく、パーマ効果が得られにくいからです。
誤り
テストカールは第1剤(パーマ剤)を塗布した後に行います。
第1剤が髪の毛の構造を変化させ、カールの仕上がり具合を確認するためにテストカールを行います。
正しい
テストカールは、パーマの最終的な仕上がり具合を確認するために行われますが、
使用したロッドの直径と適正カールの直径の関係は、ロッドの直径程度または少し小さいくらいであることが一般的です。
パーマネントウェーブ技術は、髪を化学的に変形させるため、薬剤の種類や適用時間により、仕上がり具合が大きく変わります。
髪質や目的に合ったパーマを選択することで、美しいカールやウェーブを長期間楽しむことができます。
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02
正解は「テストカール時の適正カールの直径は、使用したロッドの直径の約2.5倍である。」です。
国家試験の考え方では、テストカールで確認する適正なカールの太さは、使ったロッドの直径の「約2.5倍」が目安とされています。
ここからは、各選択肢を一つずつ確認していきます。
この記述は誤りです。
薬剤から皮膚を守るために保護クリームを塗ること自体は大切ですが、国家試験の考え方では、
フェイスラインだけでなく、耳まわり、えりあしなどアウトライン全体を保護すること
ワインディング前に毛髪にクリームが付いてしまうと、薬剤の浸透をさまたげるおそれがあること
などがポイントです。
そのため、「ワインディングする前に」「フェイスラインにだけ塗る」という書き方では不十分で、適切な説明とは言えません。
この記述も誤りです。
はっ水性毛とは、水や薬剤をはじきやすい毛髪のことです。
キューティクルがしっかり閉じていて、薬剤や水分が内部に入りにくい状態なので、
薬剤が浸透しにくい
内部の結合に薬剤が届きにくい
という理由で、パーマはむしろかかりにくい毛質になります。
したがって、「かかりやすい」としているこの説明は逆の内容なので誤りです。
この記述も誤りです。
テストカールは、
第1剤(還元剤)がどのくらい作用しているか
予定しているウェーブやカールがきちんと出ているか
を確認するために行います。
そのため、テストカールを行うタイミングは
第1剤を塗布して放置タイムをおいたあと
ロッドを1本ほどほどいてカールの状態を確認する
という流れになります。
第2剤はカールを固定(酸化)する役割なので、その後にテストしても「第1剤の効き具合」は判断できません。
したがって、「第2剤塗布後に行う」という説明は誤りです。
この記述が正しい内容です。
国家試験の解説や関連資料では、テストカールのときに確認する適正なカールの直径は、
使用したロッドの直径の約2.5倍
と説明されています。
もしカールの直径がそれより大きい場合は「かかりが弱い(タイム不足)」、逆に小さすぎる場合は「かかりすぎ(オーバータイム)」と判断する目安になります。
この「2.5倍」という数値は、美容師国家試験のテストカールの基本としてよく問われる重要ポイントです。
この問題では、パーマネントウェーブ技術の中でも次の3点が大事な確認ポイントでした。
保護クリームは、フェイスラインだけでなく耳まわりやえりあしなどアウトライン全体を保護する、という考え方が基本。
はっ水性毛はパーマがかかりにくい毛質であり、「かかりやすい」という説明は逆の内容になる。
テストカールは第1剤の放置後に行い、カールの直径がロッドの約2.5倍になっているかを目安に見る。
特に「テストカールのタイミング」と「カールの太さ(ロッドの何倍か)」は、パーマの理論問題でとてもよく出る部分です。
今回の問題を通して、数値(約2.5倍)と手順(第1剤後にテストカール)をセットで覚えておくと、他の類題にも対応しやすくなります。
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