美容師 過去問
第50回(2024年9月)
問51 (文化論及び美容技術理論 問11)

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問題

美容師試験 第50回(2024年9月) 問51(文化論及び美容技術理論 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次のヘアカラーのうち、赤みのある毛髪をナチュラルな毛髪の色に近づけたいときに用いるものはどれか。
  • 赤系のヘアカラー
  • 青系のヘアカラー
  • 紫系のヘアカラー
  • 緑系のヘアカラー

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題のポイントは『補色』です。それぞれの色の補色を覚えておきましょう。

 

補色とは色相環(色の輪)で反対側に位置する色のことです。

補色同士は互いに強く引き立てあう関係にあり、組み合わせると鮮やかなコントラストを生み出します。

 

例えば

赤と緑:赤の補色は緑です。赤みの強い色には、緑系の色を使うと赤みが抑えられ、バランスが取れることがあります。

青とオレンジ:青の補色はオレンジです。青みの強い色にはオレンジ系を使うことで、色味が落ち着くことがあります。

黄色と紫:黄色の補色は紫です。黄色っぽい色には紫系の色を使うと、鮮やかに色を引き立てつつ、落ち着きも出ます。

選択肢1. 赤系のヘアカラー

誤り

 

赤系のカラーは、赤みのある毛髪にさらに赤や暖かいトーンを加えるために使用します。

この場合、赤みを強調することになりますので、赤みを抑えたい場合には適していません。

選択肢2. 青系のヘアカラー

誤り

 

青系のカラーは、赤みを抑える効果がありますが、完全に赤みを打ち消すわけではありません。

青は緑の補色にあたるため、赤みを少し冷やした色調にする効果はありますが、

ナチュラルな色に戻すという点では緑系ほど効果的ではありません。

選択肢3. 紫系のヘアカラー

誤り

 

紫系のカラーも赤みを抑える効果があります。紫は赤の補色であるため、

赤みの強い髪に紫を加えると赤みを軽減することができます。

ただし、青系よりもやや暖かみが残りやすいため、

ナチュラルな色に戻したい場合には最適ではありません。

選択肢4. 緑系のヘアカラー

正しい

 

緑系のヘアカラーは、赤の補色です。赤みの強い髪には、緑が非常に効果的に働き、

赤みを抑えることができます。ナチュラルな色調に近づけるために、最も適した選択肢です。

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02

正解は緑系のヘアカラーです。
赤みのある髪色をおさえて、自然なブラウン系に近づけたいときは、色の関係で「赤の反対側」にある緑系(アッシュ系)の色をかぶせて、赤みを打ち消します。

 

選択肢1. 赤系のヘアカラー

赤みのある毛髪をナチュラルに近づけたいときに、赤系を重ねると赤みがさらに強くなります。
同じ方向の色を足してしまうイメージなので、「赤っぽさをおさえたい」という目的とは逆の結果になります。
そのため、この選択肢は目的に合いません。

選択肢2. 青系のヘアカラー

青系は、どちらかというとオレンジみをおさえるときに使う色です。
色相環のイメージでは
・黄色寄りのオレンジ → 青で打ち消す
・赤寄りの色合い → 緑で打ち消す
という考え方になります。
赤みが強い毛髪に青系を使っても、赤みを十分に中和できないことが多いため、この問題の条件には合いません。

選択肢3. 紫系のヘアカラー

紫系は、黄色みをおさえるときに使うことが多い色です。
ブリーチ後の黄色っぽい髪を落ち着かせるときなどに、紫系を少量混ぜて黄ばみを消します。
赤みをナチュラルに近づける目的には合わないため、この選択肢も不適切です。

選択肢4. 緑系のヘアカラー

緑系は、色相環で赤の反対側にある色です。
反対側の色どうしは、互いの色味を打ち消す「補色」の関係にあります。
そのため、赤みの強い毛髪に緑系(アッシュ系)をかぶせると、
・過剰な赤みをおさえ
・ブラウンに近い、落ち着いた自然な色味
に近づけることができます。
問題の「赤みのある毛髪をナチュラルな毛髪の色に近づけたい」という条件にぴったり合うのが、緑系のヘアカラーです。

まとめ

ヘアカラーでは、補色の関係を利用して不要な色味をおさえることが大切です。

・赤みをおさえたい → 緑系(アッシュ系)
・オレンジみをおさえたい → 青系
・黄ばみをおさえたい → 紫系

という組合せで整理しておくと、色彩とヘアカラーの問題が解きやすくなります。
今回の問題は「赤みをナチュラルに近づけたい」条件なので、補色関係から緑系のヘアカラーを選ぶことがポイントです。

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