美容師 過去問
第50回(2024年9月)
問54 (文化論及び美容技術理論 問14)

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問題

美容師試験 第50回(2024年9月) 問54(文化論及び美容技術理論 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

下図は、花嫁の文金高島田につける装飾品の各部を表したものである。A、B、Cに該当する名称の次の組合せのうち、正しいものはどれか。
問題文の画像
  • A:中挿し  B:根飾り  C:前挿し
  • A:後挿し  B:飾櫛(かざりぐし)  C:前飾り
  • A:後挿し  B:根飾り  C:前飾り
  • A:中挿し  B:飾櫛  C:前挿し

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この過去問の解説 (2件)

01

文金高島田(ぶんきんたかしまだ)は、花嫁の伝統的な髪型の一つで、特に日本の伝統的な結婚式で用いられます。

この髪型は、髪を高くまとめ、装飾品をあしらった豪華なスタイルが特徴です。

 

文金高島田の特徴

 髪型の形:文金高島田は、髪を高く盛り上げたスタイルで、通常はお団子状に結い上げ、その上に髪飾りを加えます。髪型自体が非常に高さを持つため、花嫁の顔を引き立てる役割も果たします。

 

 装飾品(かざり):髪型に付ける装飾品が多く、これにより華やかさが増します。主な装飾品は、以下のように位置ごとに異なる名前が付けられています。

 

   中挿し(なかざし):髪の中央部分に挿す飾り。特に重要な位置にあります。

   根飾り(ねかざり):髪の根元、すなわち髪型の土台に近い部分に飾りを付けます。

   前飾り(まえかざり):顔の前に飾る装飾で、髪型を引き立て、顔周りを華やかにします。

   後挿し(あとざし):髪型の後ろに挿す飾りで、全体のバランスを取ります。

選択肢1. A:中挿し  B:根飾り  C:前挿し

誤り

 

根飾り(ねかざり):髪の根元、すなわち髪型の土台に近い部分に飾りを付けます。

 

 

選択肢2. A:後挿し  B:飾櫛(かざりぐし)  C:前飾り

誤り

 

後挿し(あとざし):髪型の後ろに挿す飾りで、全体のバランスを取ります。

前飾り(まえかざり):顔の前に飾る装飾で、髪型を引き立て、顔周りを華やかにします。

選択肢3. A:後挿し  B:根飾り  C:前飾り

誤り

 

後挿し(あとざし):髪型の後ろに挿す飾りで、全体のバランスを取ります。

根飾り(ねかざり):髪の根元、すなわち髪型の土台に近い部分に飾りを付けます。

前飾り(まえかざり):顔の前に飾る装飾で、髪型を引き立て、顔周りを華やかにします。

選択肢4. A:中挿し  B:飾櫛  C:前挿し

正しい組み合わせです。

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02

正解は「A:中挿し B:飾櫛 C:前挿し」の組合せです。
Aは髷の中央に渡す飾り、Bは前髪の後ろに挿す櫛、Cはこめかみ付近(びんの上)に挿す飾りなので、図の位置と一致します。

選択肢1. A:中挿し  B:根飾り  C:前挿し

これはBが合いません。

・中挿し
文金高島田の髷の中に棒を渡し、左右に飾りがついたものです。図のAは、髷の上の方を横切る飾りなので中挿しで合っています。

・根飾り
髷の「根(根元)」を飾るもので、髷の付け根のあたりを覆うように付けます。前からも見えますが、位置はもっと髷の根元側です。
図のBは前髪のすぐ後ろにある櫛状の飾りなので、根飾りではありません。

・前挿し
左右のびん(耳の上あたり)の上部に挿すかんざしです。図のCはちょうど横のふくらみの上に付いているので前挿しで合っています。

よって、この組合せはBが誤りです。

選択肢2. A:後挿し  B:飾櫛(かざりぐし)  C:前飾り

これはAとCが合いません。

・後挿し
髷の後ろ側、根元付近に挿す飾りです。後ろから見たときに見える位置に付きます。
図のAは横から見て髷の上部を横に渡っているので、後挿しというより中挿しの位置です。

・飾櫛(前櫛)
前髪の後ろ、髷の前面に挿す櫛状の飾りで、図のBの位置と一致します。

・前飾り
おでこのあたりの前面に付く小さな飾りを指します。図のCは側面(びんの上)に付いているので、前飾りではなく前挿しの位置です。

そのため、この組合せはAとCが不適切です。

選択肢3. A:後挿し  B:根飾り  C:前飾り

これは3つとも位置が合いません。

・Aは前述の通り、中挿しの位置に見えるので後挿しではありません。
・Bの位置は前髪の後ろ側なので飾櫛にあたりますが、この選択肢では根飾りとなっており不一致です。
・Cの位置は側面のびんの上なので前挿しの位置ですが、ここでは前飾りとなっていて不一致です。

よって、この組合せも適切ではありません。

選択肢4. A:中挿し  B:飾櫛  C:前挿し

この組合せが図と名称の対応とよく一致します。

・中挿し
髷の中に棒を渡し、左右に飾りの付いたかんざしで、髷の中央付近を横切る位置に付けます。図のAの位置と合います。

・飾櫛(前櫛)
前髪のすぐ後ろ、髷の前面に挿す櫛状の飾りです。図のBはちょうどその位置にある櫛なので、飾櫛と判断できます。

・前挿し
左右のびんの上部に挿すかんざしで、横から見ても前から見ても、こめかみ付近を飾ります。図のCは両側のふくらみの上に付いているので、前挿しと一致します。

したがって、「A:中挿し B:飾櫛 C:前挿し」の組合せが適切です。

まとめ

この問題では、文金高島田の装飾品が「どこに挿さるか」によって名前が変わることをおさえることが大切です。

・中挿し…髷の中央を横切る飾り
・飾櫛(前櫛)…前髪の後ろ、髷の前面に挿す櫛状の飾り
・前挿し…左右のびんの上に挿すかんざし

図の位置と、各名称の「付く場所」をセットでイメージして覚えておくと、同じ分野の問題にも対応しやすくなります。

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