美容師 過去問
第52回(2025年9月)
問38 (香粧品化学 問3)

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問題

美容師試験 第52回(2025年9月) 問38(香粧品化学 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

香粧品に配合される成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
  • パラアミノ安息香酸エステル ――― 紫外線吸收剤
  • パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ――― 防腐剤
  • パラフェノールスルホン酸亜鉛 ――― 収れん剤
  • パラフェニレンジアミン ――― 酸化剤

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この過去問の解説 (2件)

01

「酸化染毛剤(ヘアカラー)」の構成を整理しましょう。

1剤に含まれるもの酸化染料(パラフェニレンジアミンなど)、アルカリ剤。

2剤に含まれるもの酸化剤(過酸化水素など)。

 

選択肢1. パラアミノ安息香酸エステル ――― 紫外線吸收剤

【解説】この記述は正しいです(○)

紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変え、肌への影響を防ぐ成分です。

選択肢2. パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ――― 防腐剤

【解説】この記述は正しいです(○)

多くの化粧品に使用される代表的な防腐剤です。製品内の微生物の繁殖を抑え、品質を保つ役割をします。

選択肢3. パラフェノールスルホン酸亜鉛 ――― 収れん剤

【解説】この記述は正しいです(○)

タンパク質を一時的に凝固させることで、肌を引き締めたり、発汗を抑えたりする作用があります。制汗剤などに配合されます。

選択肢4. パラフェニレンジアミン ――― 酸化剤

【解説】この記述は誤りです(×)。本問は誤った選択肢を選ぶ設問であるため、こちらが正解となります。

パラフェニレンジアミンは酸化剤ではなく、酸化染料です。これ自体が染料であり、過酸化水素などの「酸化剤」の力によって発色します。

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02

この問題の正解はパラフェニレンジアミン ――― 酸化剤」です

 

香粧品成分の名前は似たようなものが多く、特に「パラ〜」で始まる成分は試験でも混同しやすいポイントです。それぞれの成分が「何をするものか」を正確に整理しましょう。

選択肢1. パラアミノ安息香酸エステル ――― 紫外線吸收剤

正しい組み合わせです

 

紫外線のエネルギーを化学的に吸収して、肌への影響を防ぐ成分です。

UVBを防ぐ初期の紫外線吸収剤としてよく使われていました。

選択肢2. パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ――― 防腐剤

正しい組み合わせです

 

化粧品にカビや細菌が繁殖するのを防ぐ、最も一般的な防腐剤の一つです。

選択肢3. パラフェノールスルホン酸亜鉛 ――― 収れん剤

正しい組み合わせです

 

収れんとはタンパク質を凝固させて肌を引き締めたり、制汗したりする作用のことです。

化粧水やデオドラント製品に配合されます。

選択肢4. パラフェニレンジアミン ――― 酸化剤

誤った組み合わせです

 

パラフェニレンジアミンは「酸化剤」ではなく「酸化染料」です。

 酸化染毛剤(ヘアカラー)において、それ自体が発色する「染料」の役割を果たします。

これと反応して色を出させる「酸化剤(過酸化水素など)」とセットで使用されます。

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